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2016年10月1日

卵巣は腫瘍が出来やすい上に沈黙の臓器。卵巣がん早期発見は難しいのか。

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卵巣には腫瘍が出来やすいそうです。
種類も色々あります。

子宮がん検診は定期的に受けましょう。
気になる症状があれば、病院で相談しましょう。

卵巣がんは、早期発見が難しいのを知っておきたいです。



卵巣とはどんな器官?女性の月経周期と深い関係を持つ



卵巣、とはどんな器官でしょうか?



女性にとっては、結構面倒なものでありますが、
生理がありますね。

卵巣から卵子がぽこっと出てきて、
卵管を通って子宮へ。

妊娠しなければ生理が来ます。



卵巣は女性ホルモンを出しています。
脳からその指令を受けて、卵巣が女性ホルモンを出しています。

この女性ホルモンが、生理周期に合わせてうまいこと変化するんですね。



エストロゲンとプロゲステロン。
どちらも女性ホルモンです。

よく女性誌で見たことがあるのではないでしょうか?

卵胞ホルモン(エストロゲン)と、
黄体ホルモン(プロゲステロン)です。



女性ホルモンがあるのは、
妊娠以外にも、色々メリットがあります。

閉経前後に更年期障害に悩む女性が多いですが、
それは女性ホルモンの分泌が減ってしまうから。

脳からの指令は来るのに、
女性ホルモンが出ないと、さらに指令が来て…。

ホルモンのバランスが崩れてしまいます。



参照

医師 宮沢あゆみのコラム「女性ホルモンの乱れ」|あゆみクリニック
http://www.ayumiclinic.com/column/0103.html



閉経後は、女性ホルモン減少により、特定の病気になりやすかったり。
女性の身体への影響は色々あるわけです。

テレビで、閉経後は高血圧になりやすいとか言っていたのを
聞いた事があります。

気になる方は専門医に相談してみましょう(^_^)



参照

「更年期高血圧」に注意しましよう|omron
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/90.html



更年期と閉経|キッコーマン
http://www.kagayaki-project.jp/features/2013/06.html




卵巣がん:沈黙の臓器・サイレントキャンサー(沈黙の癌)



卵巣がんには注意が必要です。

他のがんももちろん注意が必要ですが、
卵巣がんの気をつけるべきポイントは、初期段階で自覚症状が殆どない事。

気がつかないのです。



卵巣自体は痛みを感じません。

私は皮様のう腫という病気でした。
いわゆる良性の腫瘍です。

卵巣が腫れていても、確かに私自身、痛みも違和感もなかったです。
腫れているのに、ですよ(´ε` )



つまり、子宮がんや乳がんよりも、
早期発見しにくいのではないかと思います。

時々婦人科で診てもらっていると安心かもしれません(+_+)

定期的に婦人科検診を受けている人、
例えば不妊治療中の女性は、卵巣の腫れについても気づきやすいかも。

自覚症状はなくても、医師が気付いてくれるかもしれません。



とにかく、若くても卵巣がんになる事だってあるので、
女性はみんな気をつけておきましょう。



腫瘍が大きくなってくると、
ズボンのウエストがキツくなったりするかもしれません。

お腹が急にポコッと大きくなったり。



とにかく気になる症状があったら、
まずは婦人科へ行きましょう。

「卵巣や子宮の定期検診に来た」

と言えば良いですね(^o^)



余談ですが、不正出血があったり、
生理が来ない場合などでも、すぐに診察を受けましょう。




卵巣がんを知る、可能な限り早期発見したい



私はまだがんになった事がありません。

しかし、病気というのはある日突然やってきますから、
ある程度は知識も必要だと思っています。

そんな訳で、卵巣がんについて色々調べてみました。



すると、調べれば調べるほどに専門的な話過ぎて、
うかつに余計な事を言えない…。

皆さん、以下のサイトをざっと読んでみて下さい('ω')ノ

難しいし、今は深く考えなくても良いので、
大体どういうものかだけでも見てみて下さい。



参照

卵巣がん|東京逓信病院
http://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/gan/gan_fujin/gan_fujin02.html



卵巣がん(婦人科)|大阪医療センター
http://www.onh.go.jp/html/cancer/cancer_type/ransougan.html



専門的な事は分からないので置いといて、
何となくまとめると。
  • 卵巣には多くの細胞があり、腫瘍の種類も多い
  • 良性のものと悪性のものがある
  • 良性と悪性の見分けがつきにくい腫瘍がある
  • 卵巣がんの原因や予防法は分かっていない
  • 卵巣がんの症状が出るのが遅く、早期発見しにくい
  • 再発にも注意が必要
  • 基本的に子宮・卵巣全摘出、大網・大動脈周囲のリンパ節を摘出
  • 妊娠希望の女性は片側の卵巣~卵管を切除する事もあるが、がんの進行次第で不可
  • 化学療法も行われる


こんな感じでした。




もし卵巣がん宣告されたら…自分なら全摘出の決断するか



女性だからと言って、
誰もが子を産みたいとは思わないでしょう。

我が家には子供はいません。
避けているのではありません。

自然にできなければ諦める感じです・ω・



一方、

やはり母親になってみたい!
自分の子を産んで育てたい!

という感情が自然と起きるのも理解できます。



そんな時。
もし、卵巣がんと診断されたらどうしますか?

酷な質問かもしれませんが、
ある程度、一度考えておくのも良いかもしれません。

突然決めるのは困難だからです。



絶対に取らないと命に関わると言われれば、
多くの人は取る決断をするでしょう。

悩むのは、取ったほうが良い、という微妙なライン。



個人的には、
医師が取った方が良いと言うなら、
取ります。

つまり妊娠は諦めます。

あくまでも私の意見です。
今32歳なので、22歳の時ならどう決断したか悩むところです。




皮様のう腫は再発する可能性あり、いっそ切除するべきか…



皮様のう腫はがんではありません。

良性の腫れ物です。
卵巣がある限り、新しくまた出来る可能性はあります。

皮様のう腫が大きくなれば、
手術して取らないといけなくなります。



私の皮様のう腫の件については、
以前のブログもご覧下さい(*´ェ`*)



卵巣に腫れ:皮様のう腫・卵巣のう腫は女性に起こる原因不明の病気。



私は大学病院で皮様のう腫だろうと診断された時、
てっきり卵巣ごと取ると思ったんですよ。

というのも、皮様のう腫について何の知識もなかったからです。



でも、卵巣と皮様のう腫をぺりっと剥がして(剥がれれば、ですが)
のう腫だけを取る手術だ、と説明されました。



その時、皮様のう腫のある方の卵巣を
いっそ取ってしまいたいとも思いました。

そもそも大学病院に行く前の日までに、
もし取れと言われれば全部(子宮も)取ろうと覚悟して行きました。

もちろん、夫と相談して決めました。



夫は、もし腫れ物があり、少しでもがんの可能性があるなら、
躊躇わず全摘出しておこうというスタンスでした。

でも、しま子がどうしてもと言うなら、
最後の判断は君が決めれば良いと。



私はもう、怖いので、
全部取ってもらいたいという気持ちでした。

卵巣さえなくなれば、
卵巣のう腫も再発しないし…と思って(^_^;)



でも、それは安易な決断かもしれません。

卵巣には前述の通り、
女性ホルモンを出すという役割があります。
この女性ホルモンが、日々の体調のバランスを取っている事もあります。

卵巣を取るという事のリスクも
理解しておかないといけないのですね。



私はもう片側の卵巣に、
水分などが溜まったような腫れ(大きくなったり萎んだりする)
もあります。

この腫れに関しては無理に手術で取らないかも、と言われました。
(結果的には、手術時に取れそうだったので取った)

臓器ものう腫も、
何でも全部取ったら良いという事ではないのですね。

(´ε`;)ウーン…難しい。



最終的に卵巣を残すかどうかについては、
年齢や現在の卵巣の状態をみて医師がアドバイスしてくれます。

医師とよく相談しましょう。



私の「皮様のう腫」の場合は、
  • 茎捻転を起こしていないこと
  • 他の組織にのう腫が癒着してなかったこと
  • 年齢・身体の状態的に妊娠可能であること
  • もし妊娠したら産む気があること
  • 悪性の疑い(ガン)が少ないこと
等から、卵巣を残す手術をしました。



もし、がんの可能性があると言われれば、
卵巣や周辺組織は取って下さいと言っていたと思います。



ちなみに(´ε` )

卵巣は2つありますから、
1つ取ってももう片方があります。

なので、妊娠自体は可能らしいです。



仮に卵巣が1つに減っても、
残った卵巣が今まで以上に働くよう機能するらしいですよ。

生理はしばらく乱れても、毎月来るようになるとか。
いや~人間の身体は本当によく出来てますね。



しかし、私のように元々生理不順な女性の場合はどうだろう(・・?

数ヶ月置きになってしまうのかなぁ
と、少し気になる。




乳がん・子宮がん・卵巣がんを頭の片隅に置き健康を守る



原因の分からない病気を防ぐ事はできませんが、
病気になる可能性がある、と認識しておくのは大事です。

定期的に、きちんと検査するようにしましょう。



特に婦人科検診はすごく苦手というか、
正直嫌ですよね。

慣れれば別に、少なくとも痛くはなくなります。

緊張すると痛い感じもする…。
リラックス(それが難しいけど)しましょう☆



実際にがんになった時、
色んな情報を見て、自分の病について理解を深めるのは良いと思います。

普段から健康や医療について興味を持つのも良いですね(^_^)



私ももっと勉強しようっとε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

ちなみにこのブログ1つ作るのに一週間くらいかかりました。

というか、婦人科系の内容のブログを最近増やしていて、
これだけで相当な時間をかけています。



その割に中身が素人まるだしですみません(笑)

確定的な事は一切言えないのです。
分からんもんは、分からん。

専門的な事は書けませんが、
少しでも参考になれば幸いです。



皮様のう腫手術について☆

皮様のう腫の手術、卵巣の腫れとお別れ。緊張の手術室、コワイ…【前編】




全身麻酔について☆

手術の全身麻酔は静脈麻酔だった、初めての体験。痛くは無いが吐き気と嘔吐が…。



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